カーペットについて

カーペットはカーテンと並んで部屋の印象を決めるインテリアです。一般的に色はカーテンよりも薄いものを選ぶと良いとされています。

この章では、一人暮らしにおけるカーペットの選び方として、素材・掃除のしやすさ等に重点をおいて解説したいと思います。

カーペットを敷くメリット

カーペットを敷くメリットは、やはりカーテン同様に自分好みのインテリアを演出できる点です。それだけでなく、カーペットを敷くことでフローリングが傷つくのを防止することができ、これが大きなメリットになります。

       

傷つけないように過ごしても、フローリングのままでは必ず小さな傷がつきます。

       

すると賃貸を解約するときの敷金返還に影響が出てきてしまいます。


カーペットの種類

よく使われているものは「ノーマルカーペット」、「シャギーラグ」、「ふわふわタッチラグ」が一般的です。「ノーマルカーペット」は毛足がない絨毯に似たようなタイプのもの。「シャギーカーペット」は、毛足が長いもので、25mm~50mmのものまであります。そして「ふわふわタッチラグ」は触った感じがふわふわのマイクロファイバー繊維などで出来ているものが多いでしょう。


ノーマルカーペットのポイント

汚れがつきにくいところがお勧めです。最近は飲み物をこぼしてもしみこみにくい撥水タイプのものも多くあります。水分が水の玉になってくれるので、すぐに拭いてあげれば大丈夫ですね。ただし、いくら撥水でもすぐに拭かずに放っておくと、だんだん染みこんできますのでご注意くださいね。

ちなみに撥水効果はお水や常温のみに有効です。温かい飲み物は染み込んでしまいます。また、汚れたときに簡単に洗濯できるとありがたいですよね。ウォッシャブルタイプと書いてあるようなものです。

生地の材質としては一番、ポリエステルが扱いやすいとされています。


シャギーラグのポイント

最初は長い毛足が抜けやすいものですが、徐々に落ち着いてきます。毛足が長い分、踏み心地がいいのと高級感があるのが特徴です。また汚れが目立ちにくいのもお勧めできるポイントです。

逆に欠点といえば掃除がしにくいことです。毛足の間にゴミやホコリがたまりやすいからです。

そんなときは、毛並みと逆に掃除機をかけてやると効果的です。そうする事で奥に入ったほこりなども取れやすくなります。


ふわふわタッチラグのポイント

毛足も短いので躓いたりもありませんし、踏み心地も大変いいです。生地もアクリルやポリエステルが多いので洗濯も簡単です。

欠点を言うならば、毛先が丸まりやすいことです。これは柔らかさを保つ為に繊維1本1本が非常に細いものを使用しているからです。その為、消耗が激しいのが特徴です。

最近のラグは、撥水タイプだけではなく防ダニ加工や抗菌のものなどもありますので、機能と手入れのし易さで選ぶといいでしょう。

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