水回りの必需品

水回りとは大きく3つに分類され、シンク周り・風呂・トイレのことを指します。なぜ水回りが重視されるかというと、衛生上最もカビ等が発生しやすく、家の中でケアが最も必要な箇所になるためです。

そこで本記事では、各水回りに常備しておきたいものと、掃除の頻度等について言及していきたいと思います。


シンク周りのケア

ほぼ毎日用いるシンクですが、水回りの中でも特にカビ等が生えやすいゾーンになります。その理由は風呂・トイレに比較して水圧がどうしても弱く、排水溝の構造上ゴミが詰まりやすいという点もあります。

料理を作る際に、不衛生なものを取り入れてしまうことを防ぐ上でも、シンクのケアには気を使いましょう。

まず絶対に欠かせないものが2種類のネットです。「三角コーナー用」「排水溝用」は入居初日から常備しておきましょう。

また、やすいもので構わないのでスポンジも2つ必ず常備しましょう。一つは食器やまな板等の洗浄用、もう一方は排水溝・シンク掃除用です。

排水溝は特にひき肉やみじん切りを伴う料理の後は非常に詰まりやすいため、こまめに掃除しましょう。

洗剤は1つあれば十分です。

目安として、夏は2週間に1回、それ以外の時期は最低1ヶ月に1回ほどシンク周りを掃除しましょう。


風呂周りのケア

浴槽の掃除は毎日の入浴前や気づいたときに行えば良いのですが、気に掛けなければならないのは髪の毛等のゴミによる排水溝の詰まりです。

髪の毛が排水溝に流れるのを防止するネットもあるのですが、髪の毛の量・水量共に予想以上に多いため、ネットを貼るとすぐにネット穴が塞がり張り替える必要が出てきます。

かといってネットを張らないと排水溝に髪の毛が詰まってしまう恐れもあります。

水量が多いため、ネットを張らなくてもめったに詰まることはありませんが、万が一詰まってしまったときには排水溝のぬめりを溶かす洗剤を入れると効果的です。

液体タイプが多いですが、それらを排水溝に注いで数分放置すればびっくりするくらい効果があります。

しかし最も大切なのは、毎回の入浴後にひっかかっている髪の毛を取れる範囲でとっておくことです。その上で液体洗剤を用いて排水溝内を綺麗にしましょう。

ただし、洗剤の側面に記載されていますが、洗剤の混合にだけは十分注意してください。


トイレまわりのケア

おそらく水回りの中で最も清掃頻度が高い箇所になります。

トイレ掃除は>1週間に1回を目安に行うのがベスト>ですが、やはり面倒臭くなってしまうものです。

そこでトイレ掃除の手間を軽減してくれる便利なアイテムがあります。それは「流すだけで便器洗浄するタイプの洗剤」です。大抵はトイレ上側の水が流れる部分に置くか、貯水タンクに直接入れるタイプの2種類ですが、これを設置するとだいぶ楽になります。

加えて、水を流す際には必ずレバーの大で流すよう習慣付けましょう。そうすることで便器内の掃除は2、3週間に1回ほどで十分になります。

便器外のプラスチック・セラミック部分の汚れは防ぎようがないため、その部分は定期的にクイックルワイパーなどで拭くようにしましょう。

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