角部屋とは、その階の一番端っこにある部屋を指します。それ以外の部屋(中部屋)と比べて人気がありますが、一体具体的にどのようなメリットがあり、逆にどのようなデメリットがあるのか中部屋と比較しながら見ていきましょう。
通常中部屋であれば、両隣の部屋と接しているため自分以外の生活音を2種類聞きながら、もしくは自分の出す音を両隣に聞かれながら生活をします。一方で角部屋であれば、隣室は1つのみであるので騒音も中部屋に比べて少なくなる確率が高いですし、自分の生活音をそれほど気にせず生活する事ができます。結果として隣人トラブル等にもなりにくく、防犯上も角部屋の方が優れていると言えます。
2階立ての建物で、1階あたり10の部屋がある場合、中部屋は16部屋ある一方で角部屋は4つです。構造も当然中部屋とは違うものなので、同じ物件でありながら特別感を味わう事ができます。
構造が中部屋よりも使いやすいかどうかは人それぞれですが、いずれにせよ中部屋より特別感があり、自分だけの部屋を演出できる事は確かです。
中部屋に比べてやはり需要が高いため、家賃が少しだけ高くなる傾向があります。
中には中部屋と同じ家賃というケースもありますが、大体相場が決まっており、「角部屋の家賃=同じ階にある中部屋の家賃+1000円」です。
例えば1階中部屋が53000なら1階角部屋は54000、2階中部屋が54000なら2階角部屋は55000という具合です。
中部屋と比較して月々1000の差なので、年間にして12000円です。角部屋のメリットと比較して、この金額を高いと思うか低いと思うかは個人差がありますが、いずれにせよ家賃がちょっぴり高いというのがデメリットになります。