カーテンは部屋全体のムードを左右する重要なインテリアです。カーペットやベッド・布団等の色和えと相談しながらなので、ベストな色というのは決めつけることができません。
しかし、サイズや遮光性など絶対に見逃してはならない要素もあるため、そのあたりを解説します。
窓のサイズには規格があるのかと思いきや、いろいろな大きさが存在しており、お店に売っている既成カーテンではサイズが合っていない可能性が高いです。私の前住んでいた部屋もオーダーメイドでした。一般的に既成カーテンのサイズは
幅100cm×高135cm
幅100cm×高178cm
幅100cm×高200cm
の3種類となっています。日本の住宅ではこのサイズの窓が多いと言われていますが、念のためきちんと測っておきましょう。カーテン下と床の間に20センチ以上距離が開いていると、ちょっと変な印象になってしまいます。
カーテンの遮光性というのは非常に重要な要素です。1級遮光、2級遮光、3級遮光、遮光性なしときちんと等級が決められており、1級遮光が最も光を遮ります。通常、日差しが強い部屋には遮光性が高いものを、寝室には朝日を感じられるように2級遮光や3級遮光のものを選ぶことが多いです。しかし、一人暮らしの場合、出窓1つしかない部屋の場合が多いため、自分のライフスタイルによって遮光性を考える必要があります。
例えば、学生さんの場合、夜遅くまで飲んで騒いで、次の日は昼まで寝ていたいという日があることでしょう。その場合、1級遮光を選んだ方が、日の光が入ってこないので、ぐっすり眠れます。他にも、夜寝るときに部屋を暗くしたのに外灯が部屋に入り込んできて気になるという人も1級遮光にした方がいいと思います。
一方で、朝目覚めるときに、太陽の光を浴びて起きたいという人は木漏れ日を感じられる2級遮光や3級遮光がいいと思います。ちなみに私も太陽の光を浴びたい派なのですが、何も考えず1級遮光のカーテンを買ってしまったため、結局寝る前にカーテンを全開にして寝ています(笑)。そうすれば直に太陽の光を浴びることができますからね。ただ、冬は外気が入ってきて寒いので、きちんと閉めるようにしています。人間の体は太陽の光を浴びることで朝が来たと認識し、生活リズムを調整します。カーテンを閉めて寝る場合でも、朝がきたらちゃんとカーテンを開けて日の光を浴びましょう。
ちなみに、遮光性は等級分けされていますが、同じ等級でも色によって遮光具合が変わります。やはり淡い色よりも濃い色の方がきっちり遮ります。
ただの遮光カーテンひとつだけでは昼間開けたときに部屋の中が丸見えになってしまいます。ですので、レースカーテンと遮光カーテンで二重にしておきましょう。これなら昼間でも遮光カーテンをあけても外から部屋が見えません。レースカーテンは正直何でもいいと思います。柄のあるものや無地のものがありますが、どれを選んでもそこまで目立つことはないと思います。ちなみに自分はワンピースのキャラクターがうっすら表記されているレースカーテンでした笑
また、最近では火がついても燃えにくい防炎カーテンというものあるので、取り入れてみてもいいかもしれません。その他にもUVカットができるレースカーテンもありますので、紫外線が気になる人は、UVカットに着目してみてはいかがでしょうか。