さて、一人暮らしの特徴や部屋探しに移る前に、管理人が今まで住んできた物件・引っ越しを考えた理由などを時系列で紹介したいと思います。
当時の価値観や思いを正直そのまま記述します。
私の一人暮らしデビューは高校卒業時、つまり大学進学を機に親元を離れたことがきっかけです。私の家は裕福な方ではなく、当時はひたすら「大学に近いこと」「できるだけ安いこと」に重点を絞って物件を探し回っていました。
探し方も全然わからず、とりあえず上の2条件を不動産屋に話し、勧められた物件を見て即決してしまいました。
(今にして思えばもっと色々な物件を実際に見て判断するべきだったと思います。しかし実家から関西方面まで遠方はるばる物件を探しに来た手前、今日か明日中に決めなきゃという焦りがあったのも事実です。)
結局2年間住むことになりましたが、どうしても気に入らない点が3点ありました。
①ユニットバスであること
最初は「あら、お風呂とトイレ同時に掃除できるやんけ!」という謎理論で不思議と喜んでいましたが、シャワーを浴びればトイレまで湿度MAXになるのが非常に不愉快でした。
②洗濯機が外配置
これも「選択しかできない無能は外に出されて当然よ!」という謎理論で最初は受け入れていましたが、夏には衣類に付着したハチに襲われ、冬は寒すぎて凍える思いをしていました。
③家の前の坂がめっちゃ急
「これで運動不足も解消ね!」とか思っていた自分が本当に哀れです。体感40度くらいある坂を毎日登るのは非常に苦痛で、近所のコンビニに行くのも億劫ですし、大学に行くのすら面倒くさくなっていました。
さて、そんな私は大学3年次のキャンパス移動を機に引っ越しを決意しました。今回は前回の反省を活かして「風呂・トイレ別」「室内洗濯機」の物件を選びました。エレベーターが付いていたため共益費がかかり、家賃は約60000円でした。
しかしこの物件にも思いがけない問題が出てきました。
階段が非常用の狭いものしかなく、上がる手段が1つしかない狭いエレベーターだったのです。自分は3階に住んでいたためエレベーターを待ったり、狭い空間で他の人といるのが苦痛でした。
結局ここも2年契約はしましたが、上の理由から、もっとキャンパスに近い物件に住んでいた友達の家を拠点にする様になってしまったため、2ヶ月ほどしか実質住んでいませんでした・・・
(これが一番の無駄な物件だったと個人的には思います。)
時期的には上と丸被りですが、私が大学上回生の時に拠点にしていた場所です。
今までに住んだ物件の中で1、2位を争う好条件の物件でした。「風呂・トイレ別」「室内洗濯機」に加え、1LDKという一人暮らしに最適な間取りであり、大学からとても近く、洗面所も大きくて何も文句のない物件でした。
ちなみに共益費込みで家賃は62000でしたが、非常に地価の高い地域だったため、コスパ的にも最強だと感じました。
セキュリティもしっかりしてましたし、13.5畳分の生活スペースがあったため、2人で住んでもまったく問題ありませんでした。
私は大学院で初めて上京しました。やはり東京の地価は想像よりも高く、前に住んでいた物件と同条件のものを探したら90000でとても手が届きませんでした。
それでも「風呂トイレ別」「室内洗濯機」に加えて狭いながらも2部屋あり、悪くない物件だと感じました。
家賃69000という東京価格には驚きましたが比較的無難な物件でした。住んだ時期が一番短いため、よく覚えていないのが本音です(笑)
色々あってなんと私はもう一度大阪に帰ってきました。三軒目の友人は社会人となり物件を解約しており、私は再び不動産屋に出向き自ら物件を探し回りました。
その結果、「新築の1LDK」という最高の条件の物件に住むことになりました。
今までの反省を活かし、自分の性格からして3階以上だと家に帰らなくなることは分かっていたので1階に住むことにしました。
1階の中部屋という事もあり、そのアパートの部屋の中では最安値である62000でした。(たしかネット代込み)
私の敗因は大きく2つあります。
①圧倒的な情報・調査不足
結構ギリギリになってから不動産を探し始める事が多く、余裕を持って直接物件を見て回る事が非常に少なかったですし、今のようにスマホ社会ではなかったので、ネットから手軽に得られる情報も非常に限られていました。
②自己分析不足
私は本当に自分が物件に求めている条件を、ほぼ最後の最後まで知らないまま物件を探していました。「防犯上3階以上が良い」という情報を信じて高階に住んでいましたが、そうする事で通学・帰宅がめんどくさくなって後悔していました。ユニットバスの例もそうですが、やはり自分が本当に求める条件を把握する事は後々悔いを残さない為に必要不可欠な事だと痛感しました。
これから一人暮らしを始める皆様!是非「情報収集」「自己分析」は徹底的に行ってください!このサイトが少しでも皆様の助けになったら本当に嬉しいです!