最適な広さとは

今回は部屋の広さをテーマにしようと思います。部屋を探した経験のない方は、「平方メートル」「坪(つぼ)」「畳(じょう)」「平米(へいべい)」といった部屋の広さを表す単位に戸惑うと思います。

そこでこの章では、そもそもの広さの単位から、一人暮らしに適した広さに言及していきます。

広さを表す単位のあれこれ

まず、「平方メートル」と「平米(へいべい)」とは全く同じ意味で、1m×1mの正方形の空間の広さを1平米と呼びます。1坪というのは約3.3平米という大きさであり、比較的大きな単位なので、部屋の広さを表現するよりは、土地の大きさを表す時によく使われます。また、1畳というのは約1.67平米であり、したがって1坪=2畳です。畳は文字通り畳(たたみ)の大きさを表し、例えば6畳というのは畳6枚分の広さという意味です。部屋の大きさを表す最に最もポピュラーな単位でイメージがつきやすいです。

まとめると、「1坪=2畳=約3.3平米」です。以後このサイトでは部屋の広さを表す最には「畳」で統一します。


最適な広さは何畳?

これは個人差があるので非常に難しく、一概には言えませんがLDK等のキッチンの広さは別として、純粋な何もない部屋の広さは4畳、6畳、8畳というのが一般的です。LDK部分の広さは10~13畳くらいが多いです。

さて、4畳というのは寝室なら良いですが、生活スペースとしてはかなり窮屈です。1LDKや2LDKで、その中の1部屋が4畳であればそこを寝室にするのが賢明ですが、1Kで4畳であればかなり生活スタイルが限られてしまいます。

1Kだと6畳や8畳が多くなります。都会で50000弱くらいの家賃であればこの程度の広さになります。生活するには十分です。ベッド・机・テレビを十分置けますし、実家の自分の部屋を作れるようなイメージです。

10畳を越えるとかなり大きく、ゆとりを持った空間で生活できます。

部屋の広さももちろん大事なのですが、同じくらい重要なのが「部屋の数」です。12畳の部屋が1つあるのと、8畳と4畳の部屋があるのでは過ごし方が当然変わってきます。

個人的には2部屋以上あるのが暮らしやすいと感じましたが、この辺りは実際に物件を見学して自分に合う間取りのものを見つけてみてください。

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